試合日程・結果2001年 試合日程・結果2001 J1 2nd 第14節:ジュビロ磐田 vs サンフレッチェ広島

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2001 J1 2nd 第14節

試合日時:2001年11月17日(土)  15時03分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
1 0 前半 0
1 後半 0
 延長前半 
 延長後半 
0 サンフレッチェ広島
  成 績  
  シュート  
  ゴールキック  
  コーナーキック  
  直接FK  
  間接FK  
  オフサイド  
  PK  
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分)
  • ジュビロ磐田スタジアム
  • 11,998人
  • 17.3℃ / 46%
  • 晴れ / 弱風
  • 全面良芝 / 乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 吉田 達法
  • 太田 潔
  • 青木 隆、原田 昌彦
  • 二俣 敏明
  • 小林 春樹
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半19分[警告] 上村 健一
前半33分[警告] オレグ
福西 崇史 後半21分[得点]
後半22分[交代] 森保 一(in) ← 奥野 僚右(out)
後半29分[警告] 久保 竜彦
後半35分[警告] 森崎 和幸
藤田 俊哉(out) → 川口 信男(in) 後半36分[交代]
後半38分[交代] スカチェンコ(in) ← 久保 竜彦(out)
後半38分[交代] 高橋 泰(in) ← 大木 勉(out)
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 ヴァンズワム
  DF 2 鈴木 秀人
  DF 5 田中 誠
  DF 3 大岩 剛
  MF 11 西 紀寛
  MF 23 福西 崇史
  MF 6 服部 年宏
  MF 20 金沢 浄
  MF 10 藤田 俊哉
  FW 9 中山 雅史
  FW 8 奥 大介
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
下田 崇 1 GK  
奥野 僚右 6 DF  
オレグ 2 DF  
上村 健一 19 DF  
駒野 友一 5 DF  
沢田 謙太郎 3 MF  
桑原 裕義 4 MF  
森崎 和幸 8 MF  
藤本 主税 11 FW  
久保 竜彦 10 FW  
大木 勉 20 FW  
  GK 21 山本 浩正
  DF 14 山西 尊裕
  DF 22 河村 崇大
  MF 13 川口 信男
  FW 24 前田 遼一
       
       
控え選手
トゥーリオ 23 DF  
森保 一 7 MF  
高橋 泰 14 FW  
梅田 直哉 16 FW  
スカチェンコ 18 FW  
       
       
鈴木 政一 監 督 ヴァレリー
中継レポート
  • 試合前の状況
  • セカンドステージもいよいよ大詰めで、今日はリーグ戦でのホーム最終戦。秋晴れの空は、日向は暖かいが、日陰に入ると肌寒くなるという天候。だが、芝の状態は非常に良く、空気も乾燥していて、選手たちにとってはやりやすいコンディションだ。スタンドもアウェー側ゴール裏以外はかなり埋まっており、最後の望みにかけるイレブンにサポーターたちも試合前から熱い声援を送っている。
  • みどころ
  • 今日のジュビロは、これまでと布陣を少し変更しており、好調の金沢が左MFに入り、奥がFWという形になった。前節出場停止だった鈴木も戻り、それ以外は、いつものメンバーが顔を揃える。1週間のインターバルでフィジカル面の調整をしっかりと行なった選手たちが、新布陣でどのような動きを見せるか、非常に楽しみだ。対するサンフレッチェは、セカンドステージではリーグ1位の得点を決めているチーム。チーム内アシスト王の服部が欠場しているが、攻撃力はかなり高いといえる。手数の少ない速い攻めを得意とし、後方からのロングボールも多用するので、中盤でのプレスをかけにくいチームであり、そこにジュビロがどのように対処するかという部分も、大きなみどころとなる。
  • 15分まで
  • ピッチの縦半分をスタンドの影が覆う中、ジュビロ・ボールでキックオフ。立ち上がりは、サンフレッチェが服部の代わりに沢田の入った左サイドから、積極的な攻撃を仕掛ける。4分/中盤でのミスパスをカットされ、速いパス交換から久保が左足でミドルシュート→コントロールの良いシュートがゴール左上を襲ったが、ヴァン ズワムが伸び上がって片手で弾き出す。両チームを通じて初めてのチャンス。ジュビロは、中盤でのパスミスが目立ち、なかなかリズムを作れない。6分/右サイドでボールを受けた久保が今度は角度のないところから強烈なシュート→しかし、これもヴァン ズワムが弾き出す。7分/カウンターから金沢が素晴らしい飛び出しを見せ、奥に預けてその折り返しからダイレクトシュート→わずかにゴール右に外れる。惜しい! ジュビロ・サポーターからも大きなため息。11分/左サイドで金沢がドリブルで中に入り、奥を経由して藤田が裏に抜け出すが、惜しくもオフサイド。久しぶりのスタメンの金沢が、キレの良い動きを見せている。11分/服部のスルーパスから奥がDFラインの裏に抜けダイレクトで左足シュート→しかし、当たりが弱く、GKにキャッチされる。徐々にジュビロのチャンスが多くなってきた。13分/後方からのロングボールで久保に抜け出されかけるが、ヴァン ズワムがペナルティエリアから飛び出し、ヘディングでクリア。15分/奥の浮き球のスルーパスで中山が裏に抜け出すが、ぎりぎりのところでオフサイド。残念。
  • 30分まで
  • 15分を過ぎても、サンフレッチェがかなり前から厳しいプレッシャーをかけており、ジュビロも完全に自分たちの流れに持ち込むことはできない。19分/奥の巧みな抜け出しを引き倒した上村にイエローカード。23分/カウンターから左サイドを上がった金沢がドリブルでオレグを抜いてセンタリング→ファーサイドに藤田が飛び込むが、わずかに届かず。残念! 28分/右スローインから西がうまくつないで、福西がセンタリング→しかしGKに直接キャッチされる。序盤のバタバタを過ぎて、試合が落ち着き、ややこう着状態になっている。
  • 45分まで
  • 32分/ジュビロの右CK→服部が蹴るが、ハイボールに強いGK下田に直接キャッチされる。33分/福西とのワンツーから抜け出そうとした中山を、オレグが後ろから引っ張ってイエローカード。ペナルティエリア前やや右、20m強のFK→服部が左足で狙うが、壁に当たる。35分/サンフレッチェの中盤中央からのFK→上村とオレグが上がり、そこに合わせて上村が落としたボールをオレグが左足で難しいシュートを決めるが、これはオフサイドでノーゴール。38分/ヴァン ズワムの長いパントから中山が頭で落としたボールを奥が受けて抜け出し、右足シュート→わずかにゴール右に外れる。残念! 芝生がやや長めなのか、パスが途中で減速し、相手にカットされる場面が目立つ。42分/ペナルティエリア前正面で奥が倒され、絶好の位置からのFK。距離は25m弱→藤田が右足で狙うが、これも高い壁に当たる。44分/サンフレッチェの速攻で久保が右ライン際からセンタリング→ファーに藤本が飛び込んで、頭で合わせるが、ゴール左に外れる。そのまま1分ちょっとの短いロスタイムで前半が終了。ジュビロは、いくつか決定的なチャンスもあったが、0-0のまま後半へ折り返す。同時刻に行なわれている鹿島×東京Vの試合は、3-0で鹿島リードという情報が入っている。
  • 60分まで
  • ピッチがほとんど日陰に埋まる中、サンフレッチェのキックオフで後半がスタート。後半の立ち上がりも、前半と同様ジュビロのパスミスが目立ち、リズムはいまひとつ。前半から、ボールを持っていない選手の動きの少なさが感じらる。3分/右からの福西のクロスで、藤田が2列目から飛び出すが、前に出たGK下田にカットされる。4分/右の駒野からのクロスで久保が裏に抜け出し、後ろからボールをボレーでループシュート→完全にヴァン ズワムを抜かれたが、バーの上を越えて助かる。7分/ペナルティエリア内の左で中山とオレグが競り合い、ゴチャゴチャになったところで藤田が抜け出して倒されるが、笛はなし。10分/ジュビロの右CK→服部が左足で蹴り、ニアの福西に合わせるが、DFに身体を入れられ、自由にヘディングできず。少しずつジュビロがボールを持つ時間が長くなり、サイドから攻撃しようとするが、第3の動きが少なく、なかな崩しきれない。
  • 65分まで
  • 15分/ジュビロの速攻から左サイドでボールを受けた金沢が縦のドリブルでライン際からセンタリング→中央の藤田にピタリと合うが、藤田のヘディングはわずかに右に切れ、ポストの右へ外れる。惜しい!! 17分/中盤での奪い合いで、奥と上村が激突して2人とも倒れるが、どちらも大丈夫。20分/ペナルティエリア前でボールをキープした奥が、GKの動きを見て、得意のループシュート→ゴール左上に入りそうになるが、下田に弾き出される。
  • 【先制点!】
  • 21分/その後のジュビロの左CK→奥が速いボールを入れ、福西がひときわ高いヘディングでコースを変えて、ゴール右に流し込む。福西のもっとも得意とする形で、ジュビロがようやく先制点を決めた!
  • 80分まで
  • ジュビロが待望のセットプレーからの得点を決めたが、サンフレッチェもまだまだ元気で、鋭い反撃を開始している。22分/左の沢田からのセンタリング→ファーの大木にフリーでヘディングされるが、GK正面でヴァン ズワムが弾き出す。危ない場面だった。【交代】サンフレッチェ23分/奥野→森保。28分/中盤での服部のカットから左の金沢に展開し、低いセンタリング→奥が飛び込むが届かず、DFにクリアされる。残念。35分/服部の左からの素晴らしいサイドチェンジのパスで、中山がペナルティエリア内右に抜け出し、ドリブルで縦にいったところで倒されるが、笛はなし。【交代】35分/藤田→川口。
  • 試合終了
  • 川口の投入で、奥がトップ下に下がり、西がトップに上がった。もちろん川口はいつもの逆サイド。サンフレッチェがおもに左サイドから厚い攻撃を見せているが、ジュビロDF陣も落ち着いた対応で決定的なチャンスを作らせず。【交代】サンフレッチェ39分/久保→スカチェンコ、大木→高橋。FWを一気に2人変えて、勝負に出てきた。41分/右からの服部のクロス→ファーの中山が渾身のヘッドでゴール左を狙うが、下田にキャッチされる。残念。42分/川口が右サイドでボールを受け、ドリブル突破を図るが、サポートがなく3人に囲まれてボールを奪われる。ロスタイム4分の表示。1-0では満足できないジュビロは、守りに入ることなく攻め続けるが、なかなかチャンスが形にならない。49分/右サイドを上がった服部が、深く切れ込み、センタリングと見せかけて左足シュート→しかし、GK下田にキャッチされる。その後まもなく主審の長い笛。内容的にはもうひとつだったが、ジュビロが2試合連続の完封で、難敵サンフレッチェを下し、ホーム最終戦を飾った。またヴァン ズワムも無失点記録を伸ばした。マン・オブ・ザ・マッチは、唯一の得点を決めた福西。しかし、アントラーズがヴェルディを4-0で下し、セカンドステージの優勝はアントラーズに決まった。
選手、監督コメント
  • 鈴木 政一監督 
  • 集中力を保ってミスをなくすこと、動き出しのタイミングを良くすることをハーフタイムで指示した。奥、中山の2トップに相手はマンマークで来ていて、右サイドにスペースがあったので、そこをついて前に出ようという話をしたが、積極的にスペースに出ていく動きが物足りなかった。これからも修正を図って、コンディションを高めて、チャンピオンシップに臨みたい
  • ヴァレリー監督 
  • 結果は残念だったが、いいサッカーはできたと思う。ジュビロはいいチームで選手のレベルも高いが、われわれも素晴らしいプレーを見せられた。ゲーム内容としても、レベルが高く、おもしろいサッカーができたと思う。うちにもチャンスはあったが。。
  • 服部 年宏 
  • (アントラーズの優勝決定は)自分たちの自滅でやられたようなものなので、しょうがない。今日の試合では、逆サイドの選手がまだ全体の中で動ききれていないという部分があった。試合の中では向こうのリズムのときもあるけど、そういうときにどれだけ一生懸命できるかという部分もある。攻撃のいい形もできているし、結果が出ていないだけで、それはシュート練習をやるしかない。ただ、守備が安定しているので、その分はいいと思う。
  • ヴァンズワム 
  • (無失点記録が伸びて)まだJリーグが1試合あるけど、このまま(無失点を)続けて、自分の持っているものを見せたいと思う。これでチャンピオンシップをやることになったけど、チャンピオンシップでも全力を尽くして自分のプレーをしたい。(新しい布陣について)前半は、コミュニケーションの面で足りない部分があって苦労したけど、後半は良くなった。チャンピオンシップのことも考えれば、ひとつの戦い方だけでは苦しいので、そういう意味で新しいやり方にもトライしていると思う。
  • 金沢 浄 
  • 自分自身の身体の切れは良かった。疲れたけど、90分間フルにプレーできて良かった。チームとしては、中盤でパスミスが多くて、相手に取られて攻撃をくらった場面が多かったので、内容的にはいいとは言えない。2列目の飛び出しも少ないと言われた。(新しいシステムで)うまく合った部分と、改善していかなければいけない部分がわかった。次は結果も大事だけど、内容も大事だと思う。チャンピオンシップまで、あと1試合しかないので、自分たちの良いところを出せるように戦いたい。
  • 川口 信男 
  • 今日は、相手の左サイドが上がってくるのを見ろというのも言われた。勝負に行った場面では、もっとセンタリングかシュートで終わらないといけないと思う。チームとしても、今日はめずらしくパスミスが多かった。芝生の状態が、球足が遅くてやりにくそうに見えた。