試合日程・結果2000年 試合日程・結果2000 ナビスコカップ 2回戦 第1戦:ガンバ大阪 vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

ナビスコカップ試合中継  2000 ナビスコカップ 2回戦 第1戦

試合日時:2000年07月05日(水)  19時00分キックオフ

得点ボード
ガンバ大阪
0 0 前半 0
0 後半 1
 延長前半 
 延長後半 
1 ジュビロ磐田
  成 績  
5 シュート 15
17 ゴールキック 6
5 コーナーキック 2
16 直接FK 19
9 間接FK 6
8 オフサイド 5
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 万博記念競技場
  • 3,008人
  • 25.3℃/65%
  • 晴/弱風
  • 全面良/乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 石井 慶一
  • 小幡 真一郎
  • 柿花 和夫 ・高橋 佳久
  • 平野 伸一
  • 谷口 宏之
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半32分[警告] 三浦 文丈
山口 貴之 後半7分[警告]
小島 宏美 後半10分[警告]
山口 貴之(out) → 柳本 啓成(in) 後半11分[交代]
後半12分[警告] 藤田 俊哉
小島 宏美(out) → 大黒 将志(in) 後半36分[交代]
後半40分[交代] ラドチェンコ(in) ← 高原 直泰(out)
後半40分[交代] 川口 信男(in) ← ジヴコヴィッチ(out)
後半43分[得点] 藤田 俊哉
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 23 都築 龍太
  DF 3 鈴木 健仁
  DF 15 木場 昌雄
  DF 5 宮本 恒靖
  DF 17 新井場 徹
  MF 8 森下 仁志
  MF 10 ビタウ
  MF 6 稲本 潤一
  MF 14 山口 貴之
  FW 24 松波 正信
  FW 11 小島 宏美
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
ヴァン ズワム 30 GK  
鈴木 秀人 2 DF  
福西 崇史 23 DF  
田中 誠 5 DF  
藤田 俊哉 10 MF  
奥 大介 8 MF  
三浦 文丈 7 MF  
ジヴコヴィッチ 25 MF  
金沢 浄 20 MF  
中山 雅史 9 FW  
高原 直泰 19 FW  
  GK 22 松代 直樹
  DF 7 平岡 直起
  DF 33 柳本 啓成
  MF 16 二川 孝広
  FW 29 大黒 将志
       
       
控え選手
大神 友明 12 GK  
井原 正巳 4 DF  
山西 尊裕 14 MF  
川口 信男 13 MF  
ラドチェンコ 32 FW  
       
       
早野 宏史 監 督 ジョコ・ハジェヴスキー
中継レポート
  • 試合前の状況
  • 2年ぶり2回目の優勝を狙う今年のヤマザキナビスコカップ。2回戦からの出場となったジュビロにとっては、これが初戦となる。試合方式は、例年通りのホーム&アウェー形式で、今日の第1戦はアウェーの万博記念競技場で戦い、来週(12日)の第2戦はホームの磐田で戦って、その2試合の結果で、次の準々決勝進出チームが決まる。真夏のような天気が続いている今週だが、今日は昨日までほどのむし暑さはなく、心配された夕立のほうも、入道雲が通り過ぎて再び空は明るくなってきた。その中でジュビロの選手たちも、暑さにめげずウォームアップで軽快な動きを見せている。
  • みどころ
  • 1日のグランパスとのゲームでは、久しぶりにジュビロらしい攻撃が爆発し、5得点を奪ったジュビロ。今日のスタメンも、その試合で負傷した服部に代わって三浦が入る以外は、まったく土曜日と同じ。服部のケガも、右足首の軽度の捻挫ということで、次のアントラーズ戦に出場できる可能性は十分にある。相手のガンバは、ファーストステージでは惜しくも敗れたチームで、セカンドステージも開幕2連勝と波に乗っているが、ジュビロが前の試合のようなパフォーマンスを見せれば、かならず勝てるはず。また、「1試合だけ良くてもダメ。それが何試合か続かないと、本当の勢いにはならない」とキャプテン中山が語るように、本当のジュビロらしい強さを発揮するには、今日の試合でグランパス戦の好感触を持続することが大切だ。その意味では、ナビスコカップだけでなく、今後のセカンドステージに向けても重要な意味を持つゲームとなる。守備の安定感は、ファーストステージに比べてかなり増しており、あとは攻撃面でグランパス戦の勢いを再現できるかどうかが、大きなみどころとなるだろう。
  • 15分まで
  • お互いに慎重な立ち上がりを見せ、ボールをDFラインでていねいにつなぎ、長いパスで相手の裏を狙う場面も多い。そんな中でジュビロは、ジヴコヴィッチや三浦を起点に素早くパスを回して押し気味の展開にしているが、決定的なチャンスはまだ作れていない。ときどき、奥や金沢が遠目からシュートを狙うが、ゴールの枠はとらえていない。
  • 30分まで
  • 17分/カウンターで右から高原が強引に突破してシュート→ボールは惜しくもサイドネット。決定的な場面だったが、残念! 奥が積極的に攻め上がってチャンスに絡むなど、ジュビロが良い形をいくつも作っているが、なかなか決定的なチャンスには至らない。ガンバのほうは中盤の組み立てがあまりなく、ロングボール主体の攻めとなっており、ジュビロの守備陣は福西が無理して上がらず、バランスを保って冷静に対処している。
  • 45分まで
  • 31分/ジヴコヴィッチが左からセンタリング→中山がダイビングヘッドするが、ボールはゴールをそれる。36分/高原が右サイドでボールを受け、自ら突破してシュート→ゴール右に外れる。39分/高原がまた同じような形でシュートを打つが、これも外れる。残念! ガンバも中盤の積極的なディフェンスからジュビロ・ボールを奪って素早くサイドに展開し、中央の松波に合わせる展開が多くなってきた。試合が徐々に大きく動き始め、一進一退の展開。44分/奥が左サイドで倒され、FKを得る→ジヴコヴィッチが直接狙うが、わずかに外れる。ジュビロは押し気味に試合を進めながら、ゴールの枠に飛ぶシュートが少なく、0-0のまま前半を終了。
  • ハーフタイムのコメント/ハジェヴスキー監督
  • 前半はジュビロペースで戦っている。攻撃において、ラストパスをより正確に。
  • ハーフタイムのコメント/早野監督
  • 常にボールを動かすこと。相手2トップを自由にやらせないこと。もっと厳しくマークすること。自分たちのスペースをもっと有効に使うこと。残り45分間集中を切らさず強気なプレーをすること。
  • 60分まで
  • 後半は立ち上がりから、ジュビロが積極的に攻勢をかけ、ほとんどハーフラインより前で試合を進めている。後半7分/右サイドFK→奥が蹴って中山の頭にドンピシャ→惜しくもボールはバーの上。決定的な場面。ゴールがかなり近づいてきたが、まだラストパスとフィニッシュの精度がもうひとつ。13分/左サイドのFK→藤田がけって、福西がワントラップしてすり抜けシュート→惜しくも外れる。これも決定的な場面で惜しい! まだ先制ゴールはならず。
  • 70分まで
  • 両チームともロングボールが多くなり、ややフィールドが間延びした展開になってきた。25分/左からジヴコヴィッチがセンタリング→中山がヘッド→惜しくも左ポスト脇に外れる。
  • 88分まで
  • こう着状態の中、ジュビロはゴールを目指して必死に攻めるが、やや攻撃に焦りが見られ、2トップがオフサイドにかかる場面も目立つ。ガンバはしっかり守ってカウンターという形を徹底しており、ときおりカウンターで攻め込むが、やはりラストパスが甘く決定的なチャンスには至らない。【交代】41分/高原→ラドチェンコ。ジヴコヴィッチ→川口。ジョコ監督は、一気に2人を代えて、リズムを変える狙い。
  • 【得点】
  • 43分/右サイドからラドチェンコが中央の藤田にパス→ワントラップでたくみに切り返して相手をかわし、左足でシュート→見事にゴールイン。ジュビロが終了間際に待望の先制点!
  • 90分まで
  • 最後はガンバの反撃を冷静に抑え、1-0で第1戦を終了。ガンバの堅い守りの前になかなかゴールを割ることができなかったジュビロだが、選手交代が当たって、終了間際に勝負強さを見せ、貴重なアウェー戦での勝利をものにした。
選手、監督コメント
  • ハジェヴスキー監督 
  • 前半は名古屋戦からのリズムの良さを保つことができた。選手たちは、規律をしっかり守り、素晴らしい戦いをしてくれた。このような戦い方を続けていけば、セカンドステージは良い成績をおさめることができるであろう。次の鹿島戦、さらにはガンバとのセカンドレグも、この勝利で有利に戦うことができる。