試合日程・結果2000年 試合日程・結果2000 J1 2nd 第13節:ジュビロ磐田 vs 京都パープルサンガ

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2000 J1 2nd 第13節

試合日時:2000年11月18日(土)  16時03分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
3 0 前半 2
3 後半 0
 延長前半 
 延長後半 
2 京都パープルサンガ
  成 績  
15 シュート 7
6 ゴールキック 16
6 コーナーキック 2
20 直接FK 16
6 間接FK 2
4 オフサイド 1
0 PK 1
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分 )
  • ジュビロ磐田スタジアム
  • 11,471人
  • 14.0℃ /44%
  • 晴/中風
  • 全面良/乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 石崎 忠利
  • 岡田 正義
  • 土本 泰・下村 昌昭
  • 数原 武志
  • 小林 春樹
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半1分[得点] へジス
鈴木 秀人 前半28分[警告]
前半29分[得点] 三浦 知良
川口 信男(out) → 西 紀寛(in) ハーフタイム[交代]
ハーフタイム[交代] 佐藤 尽(in) ← 手島 和希(out)
福西 崇史(out) → 三浦 文丈(in) 後半12分[交代]
山西 尊裕(out) → ジヴコヴィッチ(in) 後半21分[交代]
後半28分[警告] 平井 直人
ジヴコヴィッチ 後半30分[得点]
後半37分[交代] 中村 忠(in) ← 松井 大輔(out)
後半40分[交代] 宮崎 健治(in) ← 野口 裕司(out)
奥 大介 後半41分[得点]
藤田 俊哉 後半44分[得点]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 30 ヴァン ズワム
  DF 2 鈴木 秀人
  DF 3 大岩 剛
  DF 6 服部 年宏
  MF 8 奥 大介
  MF 23 福西 崇史
  MF 16 名波 浩
  MF 14 山西 尊裕
  MF 10 藤田 俊哉
  FW 13 川口 信男
  FW 9 中山 雅史
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
平井 直人 21 GK  
大嶽 直人 4 DF  
エジーニョ・バイアーノ 5 DF  
手島 和希 17 DF  
野口 裕司 2 MF  
望月 重良 8 MF  
遠藤 保仁 14 MF  
平野 孝 35 MF  
松井 大輔 26 MF  
へジス 10 FW  
三浦 知良 11 FW  
  GK 21 山本 浩正
  DF 4 井原 正巳
  MF 7 三浦 文丈
  MF 25 ジヴコヴィッチ
  FW 26 西 紀寛
       
       
控え選手
上野 秀章 28 GK  
佐藤 尽 6 DF  
中村 忠 3 MF  
宮崎 健治 15 MF  
松川 友明 9 FW  
       
       
鈴木 政一 監 督 エンゲルス
中継レポート
  • 試合前の状況
  • セカンドステージも、いよいよ残り3試合。前節の敗戦で優勝争いからは遠のいたジュビロだが、選手たちはまだまだあきらめておらず、とにかく今日の試合で勝ち点3を得ることだけに集中しており、アップ中にも引き締まった表情が見られる。そうした選手たちの気持ちに応えるようにスタンドもかなり埋まり、J1残留争いがかかっているサンガのほうも、熱心なサポーターが遠くから駆けつけている。天気はとても良いが、少し風が強く肌寒さが感じられるジュビロスタジアムだが、グラウンド状況は良く、選手たちにとっては、非常にサッカーがしやすいコンディションだ。
  • みどころ
  • 今日のジュビロのスタメンは、前節から3箇所の変更が見られる。まずDFラインでは、警告累積で出場停止の田中に代わって大岩が入り、右アウトサイドには、前節で不調だった西に代わって奥が入った。また今日は2トップとなり、川口が中山とコンビを組むことになる。前節では、守備面 では大きな問題はなかったものの、攻撃面では決定的なチャンスをあまり作ることができなかったため、この1週間で鈴木監督は、その点の修正に重点的に取り組んできた。2トップに戻った今日は、その成果 が十分に表われ、多くのチャンスを作って決めるべきところで決めるという戦いができるかどうかが、最大のみどころとなる。
  • 【失点】
  • キックオフ早々の1分/守備の連携ミスからスルーパス一発でへジスに抜け出され、GKと1対1の場面 を冷静に決められ、あっという間に先制点を喫した。
  • 15分まで
  • 5分/名波からのパスを中山がペナルティエリア内のポストプレーできれいに落とし、飛び込んだ藤田がシュート→バーの上に外れる。ジュビロ最初のチャンスだったが、残念! 開始早々に思わぬ 失点を喫したジュビロだったが、すぐに立て直してじっくりボールを回し、自分たちのペースを作り始めている。
  • 28分まで
  • 16分/左からのクロスボールを中山が頭で正確に落とし、奥が右からダイレクト・シュート→わずかにゴール右に外れる。20分/へジスに左からドリブル突破され、センタリングを上げられるが、中で合わせる選手がなく助かる。25分/川口が左サイドを突破してセンタリング→ファーサイドの中山が頭で折り返し、藤田がスルーして名波がシュート→コースが甘く、GKに弾かれてしまう。ここまでで最大のチャンス。惜しい! 
  • 【失点】
  • 28分/右からのへジスのセンタリングにDFのエジーニョ・バイアーノが飛び込み、鈴木ともつれ合って倒れたところで、主審の笛。納得のいかない判定で、鈴木にイエローカードが出され、PKとなる。これをカズが右ポストに当てながら決め、手痛い2点目を奪われてしまう(29分)。
  • 45分まで
  • 31分/左後方からの名波のFK→福西がニアに飛び込み、足でコースを変えるが、GKにがっちりキャッチされる。思わぬ ことから2点を追いかける立場となったジュビロだが、前へのパスが思うようにつながらず、なかなか攻勢に出ることができない。今日の結果 によっては降格決定もありうるサンガの気迫あふれるプレーに対して、ジュビロ・イレブンはミスが多く、サンガペースで試合は進んでいる。ロスタイム/服部がドリブルで中央に攻め上がった後のこぼれ球を、福西がダイレクトでミドルシュート→強烈なキックだったが、GKにキャッチされる。ロスタイム2分で45分が終了。判定の面 でも、内容的にも非常に不本意だった前半。後半の奮起に期待したい。
  • ハーフタイムのコメント/鈴木監督
  • 2トップのマークをもっと厳しく。中盤でのボールキープを大切に。気持ちを切りかえて1点ずつ返していこう。
  • ハーフタイムのコメント/エンゲルス監督
  • 試合前は非常に緊張していたが、いい時間にヘジスのゴールがあって、みんな落ち着いて良いプレイができたと思う。後半も、コンパクトにやることを心がけて、前半の良いプレーを維持しよう。
  • 60分まで
  • ジュビロのキックオフで後半がスタート。西が川口に代わってフォワードとして登場している。またサンガは手島に代わって佐藤が入った。ハーフタイムでの修正が効いたか、ジュビロは立ち上がりから攻勢をかけ、セカンドボールをよく拾って厚い攻めを展開している。9分/カウンターから松井にドリブルで突破され、角度のないところからシュートが左ポストに当たる。あわや3失点目という場面 。12分/ジュビロがよくつないで攻め、西が右からセンタリング→ファーの中山がわずかに届かず。【交代】12分/福西→三浦。少しずつボールの行き来が激しくなってきた。
  • 75分まで
  • 【交代】21分/山西→ジヴコヴィッチ。鈴木監督は早くも3人目の交代を行ない、積極的な姿勢を見せる。その後もジュビロがよくボールを回しえ攻めるが、なかなかゴールを奪えない。
  • 【得点】
  • 30分/ゴール正面やや右からのFK→ジヴコヴィッチがきれいにカーブをかけたシュートをゴール右隅に決め、ようやくジュビロが1点を返す。33分/オーバーラップした服部の左センタリング→藤田がトリッキーなヒールシュートを見せるが、GKがパンチングで弾き出す。
  • 41分まで
  • 33分/オーバーラップした服部の左センタリング→藤田がトリッキーなヒールシュートを見せるが、GKがパンチングで弾き出す。1点を返した後も、ジュビロが左右のサイドから積極的に攻撃を仕掛ける。39分/西の右クロスに中山が飛び込み、GKの手前でボールに触るが、シュートには持っていけず。
  • 【同点】
  • 42分/服部からのスルーパスを受けたジヴコヴィッチが左サイドを抜け出し、中に折り返す→中央で奥が完璧に合わせてゴール右に流し込む。
  • 44分まで
  • 44分/ペナルティエリア前でのキープから前を向いた藤田が、ゴール右に狙いすましたシュート→GKにキャッチされる。ロスタイムは3分という表示。
  • 試合終了
  • 最後は必死にジュビロ・ゴールに迫るサンガの攻撃をガッチリと守りきり、90分が終了の笛。ジュビロが、最後の猛攻で、優勝への望みをつなぐ勝ち点3をあげた。マンオブザマッチは、交代出場ながら1得点1アシストのジヴコヴィッチ。一方敗れたサンガは、ジェフが90分以内で勝利しなかったため、今節での降格はなくなった。
選手、監督コメント
  • 鈴木監督 
  • 相手の2トップに対するマークが甘く、2点を先行された。後半、ボランチのバランスを考えて三浦を投入し、攻守にわたって修正した。選手たちが気持ちを切りかえて逆転してくれたことを、大変うれしく思う。優勝の可能性のあるかぎり、後半のようなゲームが90分間できるよう、選手・スタッフ一丸となって頑張りたい。
  • エンゲルス監督 
  • 非常に悔しいゲームであった。前半は、予定通 り早いうちに先制点を取れて、良いリズムで戦えた。手島は、試合前から体調が悪く、交代させた。今日のポイントは、後半3点目が取れなかったこと。選手は、全力を出したので、大変残念な結果 だった。
  • ジヴコヴィッチ 
  • どんな選手も後半でたら、流れを変えなければいけない。今日は、勝利に貢献できてとても幸せな気分だ。(FKは)オレが決めると言って蹴った。
  • 西 紀寛 
  • 1点入れば、2、3点は入ると思った。90分の中では1回くらいリズムが来るので、そこをうまくつかみたいと思っていた。