試合日程・結果2000年 試合日程・結果2000 J1 2nd 第7節:ジュビロ磐田 vs ジェフユナイテッド市原

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2000 J1 2nd 第7節

試合日時:2000年07月29日(土)  19時03分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
3 1 前半 1
2 後半 0
 延長前半 
 延長後半 
1 ジェフユナイテッド市原
  成 績  
19 シュート 6
6 ゴールキック 13
7 コーナーキック 7
15 直接FK 17
3 間接FK 8
2 オフサイド 7
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分 )
  • ジュビロ磐田スタジアム
  • 12,152人
  • 26.3℃/90%
  • 晴/無風
  • 良/乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 森津 陽太郎
  • 梅本 博之
  • 山口 森久・黛 俊行
  • 岡田 拓也
  • 小林 春樹
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半6分[得点] バロン
前半22分[警告] 酒井 友之
前半23分[警告] 中西 永輔
中山 雅史 前半29分[警告]
前半36分[交代] 林 丈統(in) ← 大柴 克友(out)
中山 雅史 前半39分[得点]
後半7分[警告] 林 丈統
中山 雅史 後半8分[得点]
ジヴコヴィッチ 後半10分[警告]
三浦 文丈(out) → 西 紀寛(in) 後半19分[交代]
西 紀寛 後半21分[警告]
後半23分[交代] 鈴木 和裕(in) ← 中田 一三(out)
福西 崇史 後半30分[得点]
ジヴコヴィッチ(out) → 金沢 浄(in) 後半39分[交代]
後半40分[累積警告/退場] 林 丈統
奥 大介(out) → 川口 信男(in) 43分[交代]
後半44分[交代] 佐藤 寿人(in) ← 小倉 隆史(out)
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 30 ヴァン ズワム
  DF 5 田中 誠
  DF 4 井原 正巳
  DF 6 服部 年宏
  MF 7 三浦 文丈
  MF 23 福西 崇史
  MF 8 奥 大介
  MF 10 藤田 俊哉
  MF 25 ジヴコヴィッチ
  FW 9 中山 雅史
  FW 19 高原 直泰
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
立石 智紀 12 GK  
中田 一三 3 DF  
茶野 隆行 4 DF  
喜多 靖 33 DF  
阿部 勇樹 8 DF  
酒井 友之 6 MF  
井幡 博康 15 MF  
中西 永輔 2 MF  
大柴 克友 9 MF  
バロン 10 FW  
小倉 隆史 31 FW  
  GK 1 尾崎 勇史
  MF 20 金沢 浄
  MF 13 川口 信男
  MF 26 西 紀寛
  FW 32 ラドチェンコ
       
       
控え選手
下川 健一 1 GK  
井上 雄機 22 DF  
鈴木 和裕 14 DF  
林 丈統 13 MF  
佐藤 寿人 25 FW  
       
       
ジョコ・ハジェブスキー 監 督 ザムフィール
中継レポート
  • 試合前の状況
  • 昼間は完全な真夏日となった今日の磐田だが、日が陰ってからは暑さもやや一段落。しかし、じっとしていても汗がにじんでくる蒸し暑さは相変わらずだ。ピッチの芝も暑さのために少し痛んだ個所があるが、プレーには影響のないレベルだろう。夏休みに入って、スタジアムの外でもイベントが催され、スタンドの出足も上々だ。
  • みどころ
  • 前節で100ゴールを決めた中山がホームに帰ってきた。さっそく中山の大記録を祝う横断幕も掲げられ、中山と高原の好調な2トップを中心に、チームの雰囲気もかなり良くなってきている。ジュビロのスタメンは、鈴木秀人が前節のヴィッセル戦で膝を痛め、大事をとって欠場したため、急きょ服部がDFラインに入り、服部の代わりのボランチには三浦が入った。その他は過去3試合と同じ。おそらく服部はストッパーに入ると思われるが、服部も三浦も経験豊富で周りとの連携も十分なので、とくに問題はないはずだ。対するジェフは、ケガ人が多く万全のメンバーではないが、小倉や中西、バロンなどわずかなスキをついてゴールを奪える選手が前線におり、集中力の乱れは禁物となる相手。また、ファーストステージまでジュビロにいた喜多が、スタメンでDFとして出場しており、メンバー発表をされたときは、ジュビロ・サポーターから暖かい拍手がおこった。そして、今日も2トップのアベックゴールを見せてほしいと、サポーターから大声援が送られている。
  • 5分まで
  • 試合前に中山の100ゴールを祝うセレモニーが行なわれ、会場から大きな拍手が起こった後、ジュビロボールでキックオフ。急きょ変更になった3バックは、田中がリベロで、左のストッパーに服部、井原は今日は右に入った。また、奥が右に入ったのも大きな変更点。その結果、藤田が中に入り、とくに藤田はよくボールに絡んで、気持ち良さそうにプレーしている。左のボランチに入った三浦は、中西にかなりマンツーマン的に密着マークしている。
  • 【失点】
  • 6分/右からの大柴のキーパーに向かうFKで、GKの前でバロンに飛び込まれ、ヘッドで少しコースを変えられて、先制ゴールを決められる。またしても、セットプレーからの失点。
  • 20分まで
  • 9分/ジェフの左からのボールがこぼれてバロンに渡り、反転してシュートを打たれるが、ヴァン ズワムががっちりセーブ。早くも悪いパターンで失点してしまったジュビロだが、あわてることなく、じっくり反撃に出る。11分/高原が中央のポストプレーでうまくDFを押さえ込みながらターンして、中山へ絶好のパス→中山がフリーで狙うが、上にふかしてしまう。14分/速攻からのジヴコヴィッチが左からセンタリング→DFがクリアしそこねたボールを高原がボレーで狙うが、枠には飛ばず。残念。17分/ジヴコヴィッチからの右CK→田中にぴったりと合うが、DFに身体を入れられゴール左に外れる。20分/藤田が中盤でキープして右サイドのフリーの奥へ→奥がドリブルで中に切れ込み、切り返すが、そのボールが大きくなりすぎ、シュートは打てず。
  • 35分まで
  • 23分/ゴール正面やや左30mからのFK→奥が低いボールでゴール左を狙うが、GKにキャッチされる。25分/服部が相手のクリアを鋭く広い、藤田→福西とつないで、福西が巧みなステップでドリブル突破しシュート→GKのファインセーブに阻まれる。その直後にも福西から藤田へのスルーパスで、藤田がゴールを決めた、と思ったらオフサイドの判定。2回続けて非常に惜しい場面。ジュビロは、ミスから相手に攻め込まれる場面が目立つが、中盤のマークはしっかりしており、相手に自由にパスを回させてはいない。攻撃でも多くのチャンスを作っているが、フィニッシュが決まらず。ジェフは、ジュビロのサイド攻撃を警戒してか、前節までとは違い、阿部を左SBに回して4バックに。29分/奥が中山に鋭いスルーパスを通すが、わずかに追いつかず。【交代】ジェフ35分/大柴(負傷)→林。
  • 38分まで
  • 38分/左サイドのジヴコヴィッチが高原とのワンツーで中に切れ込むが、シュート直前でDFにクリアされる。
  • 【同点ゴール!】
  • 39分/後方からのロングボールで中山が抜け出し、GKと1対1になって冷静にゴール右にころがす。101点目のゴンゴールで、ようやく同点。
  • 45分まで
  • なんとか前半のうちに追いついたジュビロは、勝ち越しゴールを狙って、さらに攻勢。2トップに次々にボールを出し、ジェフゴールに迫る。ロスタイム/藤田のスルーパスから中山が飛び出し、またもGKと1対1になるが、今度は立石にストップされる。2点目の決定的なチャンスだったが、残念! その直後に前半終了の笛。ゲームを支配したジュビロだが、リードはならず。
  • ハーフタイムのコメント/ハジェヴスキー監督
  • またセットプレイからの失点なので、後半は修正したい。チャンスを一度しか生かせなかったので、確実にものにしたい。
  • ハーフタイムのコメント/ザムフィール監督
  • 奪ったボールをスペースのある両サイドにもっと運ぶこと。前半のリズムで、1対1になったら積極的に勝負してシュートまで行くこと。
  • 52分まで
  • ジュビロがサポーター側のゴールに攻めるサイドに変わって後半がキックオフ。立ち上がりから小気味良くパスをつないで、ボールを支配している。3分/相手CKのカウンターから中山のダイレクトパスで高原が抜け出し、ドリブルで進んでGKの頭を越えるシュートを狙うが、大きすぎてバーの上。5分/奥のサイドチェンジで左サイドをジヴコヴィッチが駆け上がり、ダイレクトでセンタリング→中央の高原が飛び込んでヘディングをするが、後ろから押されてゴールならず。PKの判定もなく、サポーターから大ブーイング。6分/中山の右からのクロスにめいっぱいジャンプして高原が頭で合わせるが、GKにキャッチされる。ジュビロの怒涛の攻撃が続く。
  • 【勝ち越しゴール!】
  • 8分/ジヴコヴィッチの右からのFK→低いボールがファーサイドに抜けたところに中山がスライディングで合わせ、豪快にゴールネットを揺らす。102点目のゴンゴールでついにジュビロが勝ち越し。
  • 65分まで
  • リードされたジェフが全体を押し上げて反撃に出る。早いタイミングでクロスをDFとGKの間に送り、ややヒヤリとさせられる場面も出始めた。13分/中山が胸で落としたボールを高原が右足シュート→やや力なくゴール左に外れる。ジュビロは中盤にスペースができ、プレスが利かず、やや劣勢。【交代】19分/三浦→西。久しぶりの西の登場に盛り上がるジュビロ・サポーター。西は右サイドに入って、奥が中に戻る。
  • 74分まで
  • 21分/福西が華麗なパスから左サイドのジヴコヴィッチがフリーになり、センタリング→高原がトラップしてシュートを狙おうとするが、ややボールが大きくなり、DFにクリアされる。【交代】ジェフ22分/中田→鈴木。24分/中盤でフリーになった奥が、思い切ってロングシュート→低く鋭いボールが飛ぶが、ゴール左に外れる。中盤でスペースができがちなジュビロに対して、ジェフがバランスの良い守備陣形をしき、ペースを握る。29分/右サイドでボールを受けた西がドリブルで中に切れ込み、左足でシュート→DFに当たって外へ。続く右CKで……
  • 【3点目】
  • 30分/ジヴコヴィッチの右CKから福西がニアで合わせ、18番の浅い角度のヘッドで見事ゴール左に流し込む。久しぶりに福西の伝家の宝刀が飛び出し、悪い流れの中、ジュビロがセットプレーで追加点。
  • 85分まで
  • 2点をリードされたジェフが反撃を試みるが、疲れが見え始め、ジュビロがカウンターで良い形を作る。34分/カウンターから右のフリーの西にボールが出て、低いセンタリング→ニアの高原に合わず、DFにクリアされる。36分/右サイドでボールをキープしたジヴコヴィッチからすルーパス→高原が抜け出し、飛び出してくるGKの上を越えるチップキック→わずかにゴール右に外れる。惜しい! 【交代】ジヴコヴィッチ→金沢。39分/小倉が右からドリブルで中に持ち込み、強いキープ力を見せるが、ジュビロDF陣がしっかりブロック。40分/ジェフの林が2枚目のイエローで退場。
  • 90分まで
  • 41分/西が右から変幻自在のドリブルで持ち込み、CKを得る。42分/奥の右CKをニアの西がつなぎ、ファーサイドの中山が身体をひねりながらジャンプして鮮やかなオーバーヘッドシュート→GKに弾かれるが、非常に美しいシュート。43分/藤田のパスで金沢が縦に抜け出し、左からきれいなセンタリング→中山がジャンピングヘッドするが、やや高さが届かず、バーの上に外れる。ロスタイム/カウンターから西がドリブルで持ち込み、交代で入った右の川口へ→川口が思い切った右足シュートを打つが、ゴール右に外れる。そして、しばらくして長い笛がなり、ジュビロがジェフを逆転で下して、4連勝。5勝2敗で3位への順位アップを確定した。マン・オブ・ザ・マッチは2得点の中山。
選手、監督コメント
  • ハジェヴスキー監督 
  • 今日も勝つことができてうれしい。ホームで4連勝でき、いいプレーを見せることもできた。ゴールチャンスも数多く作ることができたが、チャンスの半分を利用すれば、もっと点が取れた。次の試合のために今日の試合をよく分析したい。反省することはあるし、またセットプレーで点を取られたので、どうすれば修正できるか考えていきたい。
  • ザムフィール監督 
  • 今日のゲームは、悪いプレーはしていなかった。違いは、1人で打開できる選手がいるかいないかの差。(ケガで)ポイントになる選手を欠いていた。次に向けて準備をしたい。