試合日程・結果1999年 試合日程・結果天皇杯 準々決勝:ジュビロ磐田 vs 名古屋グランパスエイト

試合日程・結果

     
天皇杯 準々決勝 ジュビロ磐田 vs 名古屋グランパスエイト
試合日時:1999年12月23日(木) 13時04分キックオフ
試合時間 90分(延長30分/PK戦) スタジアム 熊本市総合運動公園陸上競技場 観 衆 10,472人
気温 / 湿度 13.0℃/27% 天候 / 風 晴/弱風 ピッチ状態 全面良芝/乾燥
コミッショナー 二村 昭雄 主 審 布瀬 直次 副 審 江角 直樹・山城 大
第4の審判 村上 孝治 記 録 園田建三 HOME/AWAY HOME

得点ボード
ジュビロ磐田
0
0 前 半 1
0 後 半 0
  延長前半  
  延長後半  
1 名古屋グランパスエイト
  成 績  
15 シュート 11
9 ゴールキック 13
3 コーナーキック 2
23 直接FK 18
7 間接FK 4
7 オフサイド 4
0 PK 0

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
7分[警告] ウリダ
前田 浩二 23分[警告]
ラドチェンコ 27分[警告]
42分[得点] ウリダ
ラドチェンコ(out) → 西 紀寛(in) 45分[交代]
45分[交代] 古賀 正紘(in) ← 石川 康(out)
尾崎 勇史 47分[警告]
57分[警告] トーレス
62分[交代] 福田 健二(in) ← 呂比須 ワグナー(out)
71分[交代] 岡山 哲也(in) ← 平野 孝(out)
藤田 俊哉(out) → 清水 範久(in) 82分[交代]

メンバー表

累積警告

ポジション

番号

選手名
  GK 1 尾崎 勇史
  DF 34 安藤 正裕
  DF 2 鈴木 秀人
  DF 17 前田 浩二
  DF 14 山西 尊裕
  MF 10 藤田 俊哉
  MF 35 三浦 文丈
  MF 6 服部 年宏
  MF 8 奧 大介
  FW 32 ラドチェンコ
  FW 19 高原 直泰
スタメン

選手名

番号

ポジション

累積警告
楢崎 正剛 1 GK  
石川 康 31 DF  
トーレス 5 DF  
大岩 剛 3 DF  
小川 誠一 2 DF  
山口 素弘 6 MF  
ウリダ 7 MF  
望月 重良 9 MF  
平野 孝 11 MF  
呂比須 ワグナー 30 FW  
ストイコビッチ 10 FW  
  GK 12 大神 友明
  DF 25 喜多 靖
  DF 3 古賀 琢磨
  MF 18 清水 範久
  FW 26 西 紀寛
控え選手
伊藤 裕二 16 GK  
飯島 寿久 4 DF  
古賀 正紘 14 DF  
岡山 哲也 21 MF  
福田 健二 18 FW  
桑原 隆 監 督 ジョアン・カルロス
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中継リポート
試合前の状況
穏やかな晴天に恵まれた熊本運動公園は、国体会場として整備されているだけに、グラウンドコンディションも最高で、観る側にもプレーする側にも良好な条件が整った。ジュビロ・サポーターも熊本の地に数多く集まり、ゴール裏の応援席をほぼ埋めて元気に声援を送っている。
みどころ
ジュビロとして、メジャーな大会でまだ唯一タイトルを取っていない天皇杯。今日は、昨年敗れた準々決勝で、今もっとも自信と勢いを持つグランパスと戦う。グランパスはセカンドステージ終盤戦で10連勝し、日曜日の天皇杯4回戦でアントラーズに鮮やかに逆転勝ちするなど、チーム状態も雰囲気も非常に良く、ようやく本来の力を出し始めただけに、現在もっとも手強い相手と言える。そのため、FC東京に完勝した4回戦と同じメンバーで臨むジュビロ・イレブンの勝利への執着心がどれだけピッチに出てくるかが注目。試合前の選手たちは、動きも非常に良く、どちらが勝つにしても好試合が予想される。
15分まで
1分/グランパスが連続してパスをつなぎ、ストイコビッチが左からセンタリング→ロペスが飛び込むが、DFがカバー。5分/ゴールライン際の連係ミスからストイコビッチにボールを奪われ、ゴール前に入れられてピンチ→山口のミドルシュートを身体を張って防ぐ。立ち上がりから好調グランパスが攻勢。正確なパス回しは、なかなかジュビロのプレスの網にかからない。8分/速攻で右に流れたラドチェンコからセンタリング→服部が飛び込むが、トーレスにカットされる。14分/グランパスの速攻→ストイコビッチとのワンツーで飛び出した平野が左足でシュート→ひやりとさせられたが、ゴール右に外れる。
30分まで
18分/三浦が中央からドリブルで切れ込み、DFともつれ合ってこぼれたボールをシュート→初めての決定的なチャンスだったが、GK楢崎の攻守に阻まれる。24分/前田がファウルでイエローカードをもらい、グランパスがいい位置からFK→ロペスのキックを壁に入った前田が頭で気合いのクリア。28分/カウンターからドリブルで持ち込んだ奥が、オフサイドぎりぎりで高原に決定的なスルーパス→高原が振り返りざまダイレクトに打つが、ポストに当たる。惜しい! お互いにしっかりと攻撃を組み立てる好ゲームになっている。
42分まで
32分/左サイドからストイコビッチがセンタリングし、ニアでロペスが胸トラップしてシュート→前田が身体に当てて防ぐ。38分/藤田の折り返しから三浦がミドルシュート→強烈なボールが飛んだがGKにキャッチされる。
【失点】
43分/ストイコビッチの左CKからこぼれたボールを後ろから飛び込んだウリダに決められる。
45分まで
ロスタイム/左サイドで粘った高原のセンタリングを中央の藤田がうまくトラップしてシュートを決めるが、ファウルを取られる。ジュビロの選手たちには納得のいかない判定。そして0-1のまま前半がタイムアップ。
ハーフタイムのコメント/桑原監督
立ち上がりから集中を切らすことがないように。前からプレスをかけていこう。
ハーフタイムのコメント/ジョアン・カルロス監督
苦しいときはロングボールでクリアすること。相手のプレッシャーに負けないように。簡単にプレーしよう。ボールが中にあるときは、両サイドはしぼってスペースを狙おう。右サイドのマークと中盤のマークをしっかりと。ゴールを狙って勝負すること。
60分まで
ジュビロのキックオフから後半がスタート。フォワードのラドチェンコを西に代えたジュビロは立ち上がりから攻勢に出て、0分/右の安藤からのセンタリングをニアで高原が合わせるが、DFに阻まれる。逆に1分/カウンターからロペスに飛び出され、尾崎がペナルティエリアを飛び出してファウルでストップ→レッドカードではなくイエローで済んだが、いい位置からのFK。ストイコビッチが直接狙うが、大きく外れる。5分/西が2列目からドリブルで切れ込みシュート→ゴール上に外れる。10分/三浦が右サイドでドリブルし、そのままシュート→ゴール左に外れるが、積極的なプレー。13分/ゴールやや右約25mからFK→服部が左足で蹴るが、ゴール上。14分/同じような位置からFK→前田のアウトにかけた強烈なキックを楢崎が好セーブ→弾いたボールを服部がプッシュするが、またしても楢崎に弾かれる。惜しい!
75分まで
24分/奥のスルーパスを受けた西がうまい切り返しでDFを外してセンタリング→ファーの高原がフリーでヘディングするが、ゴール左に外れる。27分/左サイドからのスローインから高原がポストプレーで折り返し、山西がシュート→ゴールのサイドネットに当たる。ジュビロの攻勢が続くが、フィニッシュのミスでなかなか同点に追いつけない。
90分まで
やや膠着した展開の後、37分/服部の浮いたスルーパスから藤田が左サイドでシュート→ゴール左に外れる。【交代】38分/藤田→清水。ジュビロがほとんどボールを支配して攻め込むが、なかなか攻めきれないまま時間が過ぎていく。44分/奥が中央でのドリブルからスルーパス→高原がうまく受けたが、惜しくもオフサイド。ロスタイム/西が右サイドからいいセンタリングを上げるが、わずかに高原の頭に合わず。終了直前/ゴール正面約30mでFK→前田が低く強烈なシュートを打つが、わずかにゴール左に外れる。そして直後にタイムアップの笛。何度かチャンスをつかみながらフィニッシュを決められず、やや悔やまれる完封負けで、ジュビロ昨年に続いて天皇杯を準々決勝敗退で終わる。
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試合後のコメント
桑原監督 
チャンピオンシップの後、選手たちはモチベーションを高め、天皇杯も頑張ってくれましたが、残念な結果となりました。決めるべきところで得点できずに残念ですが、選手たちがよくやってくれたので感謝しています。一年間楽しいとき、苦しいとき、いろいろありましたが、またピッチに立てるよう、自分自身精進していきたいです。
【御礼】 
1年間、ご声援いただきまして、誠にありがとうございました。来シーズンも、今年以上に皆様のご期待に応えることができるよう、選手・スタッフ・フロントスタッフ全員がなお一層努力してまいります。また来年、ジュビロスタジアムでお会いしましょう。
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