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2008シーズンレビューインタビュー : vol.3  村井 慎二選手 前編

2008年に限っては、ほぼベストなプレーが出来ていて試合にも出られたし、個人としては前年以上のものは出せたと思います。

Q. まず、村井選手にとって2008シーズンはどんな1年でしたか?

村井: 2007年は自分のプレーができていなかったんです。膝が十分治ることがなかなかなくて。1年中痛いままプレーしていたので、不本意なシーズンでした。2008年に限っては、膝も痛くないし、ほぼベストなプレーが出来ていて試合にも出られたし、個人としては前年以上のものは出せたと思います。ただ、チームの成績としてはとても残念でした。

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Q. 2008シーズンスタート時は、もう膝への不安はなかったんですか?

村井: はい。もう何をやっても痛くない状態でした。怪我をしたのは2006年の5月くらい。手術から6ヶ月で治るといわれていたものの、2007年はなんとなく本調子ではなかったんです。だから2008年は何もなくシーズンに入れて、ケガがなかったおかげでコンディションも上がっていたので、それはとても良かったです。

Q. やっとケガから完全復帰できたわけですが、まず2008年はどんな目標をもっていましたか?

村井: 試合に出ること。まずそこからだと思っていました。試合に出ないとチームに貢献できないし、楽しくないし。

Q. 2008年、一番印象に残っていることは?

村井: うーん。やっぱり残留争いだと思います。正直、ここまで苦しくなると思わなかった。内山さんが退任されて、やってきたサッカーがオフトさんになって変わってしまって。そこにだいぶ戸惑いがあって、チームとしても個人としても、1年間波に乗れなかったですね。

入れ替え戦の雰囲気の中で、いかに平常心を保ち、普段通りのプレーをするかというのは、実際かなり難しかったと思います。

Q. 勝てないときにどんなことを考えていましたか?

村井: 何をやっても裏目裏目に出てしまっていたんです。もちろん選手個人個人は、去年よりも練習もハードにやっていたし、意識も高かったし、がんばっていたんだけど、やればやれだけ裏目に出て、結果につながらないという状況。「いいサッカーはしてるんだけど……」というフレーズが口をついて出てしまう状態で、なかなか求めるものを出しても結果に出ないということが、ずっと続いていましたね。

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Q. 最終的には入れ替え戦になりましたが、その時の気持ちは?

村井: (リーグ最終戦)大宮戦で終わることを望んでいたのに、そこで終われずに入れ替え戦になってしまって、正直切り替えるのは難しかったです。その2戦にいかに集中できるかというのは、すごく難しかった。やはりこの状況になることを想定していなかったし、むしろ入れ替え戦に進んで試合を残してしまったという気持ちがあったので、集中して普段通りのプレーをするのは難しかったです。入れ替え戦というのは、普通の環境じゃないし、いつもと違うのは分かっていました。その入れ替え戦の雰囲気の中で、いかに平常心を保ち、普段通りのプレーをするかというのは、実際かなり難しかったと思います。

Q. 第1戦の1-1という結果については?

村井: 正直3-0でいけると思っていました(苦笑)。もう早く終わらせたいというのもあったし、ホームで余裕を持って戦いたいとも思っていたから。それくらいの意気込みだったけど、実際にやってみたら甘くなかったです。自分たちも硬かったし、プレッシャーもあったし、普段通りのプレーができるまでにも時間がかかりました。もちろん仙台の応援もすごかったですし。

全て含めて、まだ力がないんだなと思います。でもそれは分かっていながらも、やはり全力でプレーしたいと思っていましたし、とにかく持てる力を全部出すということを心がけていました。