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2008シーズンレビューインタビュー : vol.1  松浦 拓弥選手 後編

ジウシーニョから自分の前にボールが来た時、もう打とうと決めていました。「絶対くれ!」と思っていたんです。

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Q. 入れ替え戦の仙台での第1戦。すごく緊張していたそうですね?

松浦: 超緊張しました。ヤバかったっす(笑)。前半は周りが全然見えなかったですね。もう視野がこれだけ(手で20cmくらいの幅を作る)。いわゆる過緊張ってやつですね。

Q. ゴールについて聞かせてください。ジウシーニョから自分の前にボールが来た時は?

松浦: もう打とうと決めていました。ジウが自分で打てる状況だったのに、トラップミスかなにかで打てなくて。だから「絶対くれ!」と思っていたんです。「ホントにくれ!」「今日はくれ!」って(笑)。だからパスが来た時には、もう見えてました。見えたという言い方は変だけど、シュートコースはもうこっちだなと決めていましたね。絶対に決めてやろうと。

Q. それにしてもすごい弾道でしたね。

松浦: ビックリしました(笑)。自分で思っていたところに本当に飛んでいったから。「あっ!」と思って見たら入ったから、本当にビックリ。打った勢いで走っちゃったけど、「いや、ここはサポーターの方だ!」と思って、Uターンしちゃいました(笑)。あのアウェイゴールで確かに気持ちは楽になったけど、まだ1−1。2−1と1−1は違いますから。だからホームで勝とうという気持ちが強くなりましたね。

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Q. ホームでの第2戦、緊張は?

松浦: 緊張しましたね。全然ボールに触れなかったし、攻撃に絡めなかったし、ミスも目立った。たまに来るボールだからミスしちゃうんですよね。あんまりうまくいきませんでした。

Q. でも、1点目は見事な胸シュートでしたね。

松浦: ボールが来たので走ってみようかなと思ったら本当に入りました。「お、入った」って感じでした。

Q. 2点目は相手のコーナーキックから、味方は一人しか残っていない状況でのカウンター攻撃でした。自分で行こうと最初から決めていたんですか?

松浦: はい、ボールが来る前からチャンスだと思っていたんです。(相手のコーナーキックの時)あそこにいてボールが来ると思っていなかったので、(ボールが)本当に来てラッキーって感じでした。ああなったら、僕はすごく自信を持っている形なので。

Q. うまくディフェンダーの裏をつくドリブルでしたが、相手DFは見えていたんですか?

松浦: 見えましたね。ちゃんとイメージした通りのボール運びだったし、タッチもよかったし。やってて楽しかったですね、あの瞬間は。あの状況に関してだけはすごく見えてました。
最後のシュートも、GKが出てきたのも分かったので、ちょっと浮かして(蹴る)ってところまで、すべて自分のイメージ通り。本当に気持ちよかったですね。

2009年は、こういう活躍を毎回試合でできるようにしたいと思っています。「ラッキーボーイだった」だけで終わらせないように─。

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Q. 入れ替え戦ではすっかりラッキーボーイになりましたが、周りの反応はどうですか?

松浦: 周りが一番ビックリしてるんじゃないですか?(笑)。まあ、自分もビックリしてますけど。僕がこんなについているとは思ってなかったはずだから、みんなビックリしてると思います。あの試合の後、自分で自分が変わったとは思わないけど、周りの対応は変わったかな。それに取材が増えた(笑)。

でも、こういう活躍を毎回試合でできるようにしたいと思っています。それが2009年の僕の目標です。開幕から試合に絡むようにして、「ラッキーボーイだった」だけで終わらせないように、2009年を飛躍の年にできるように、自分がもっとうまくなれる年にしたいです。

──それではサポーターのみなさんにメッセージを。

「今シーズンは、ひやひやさせて入れ替え戦までやってしまいましたが、入れ替え戦と大宮戦で、ホームの雰囲気を作ってくれたファンやサポーターの皆さんに本当に感謝しています。ありがとうございました。」

次回予告
第2回は 川口 能活選手 です。