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『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(7月)

7月3日。 練習グラウンドにて。 前日にロンドンオリンピックに臨むU-23日本代表メンバーが発表された。 多くのサッカーファンが注目したメンバー発表にジュビロ磐田の選手の名前はなく、山崎亮平がバックアップメンバーに選出されたのみという結果に。 難しい立場となった山崎亮平だが、「(本メンバー入りの)まだ可能性がなくなったわけではないし、代表の力になれるよう自分にできることをしっかりやっていきたい」と前向きに心境を語った。 一方、メンバー入りを果たせなかった山本康裕も現実を真摯に受け止め、次への一歩を踏み出していた。 「成長できる機会を与えてもらったと思っている。代表のメンバーに僕の名前がなかった瞬間から僕にとって“もう一つの戦い”が始まっている」(同選手)。

7月14日。 ヤマハスタジアムにて。 第18節・コンサドーレ札幌戦の開始前、6月に現役引退を表明した藤田俊哉(現ジュビロ磐田アドバイザー)が登場。 サックスブルーサポーターへ挨拶し、感謝の思いと今後の抱負を語った。 かつての“黄金期”を支えた名MFの登場にスタンドは大きな横断幕と力強い声援で応えた。 日本代表としても活躍した名手の引退はさみしいが、名波 浩アドバイザー同様、指導者としての活躍に注目していきたい! この他にも中山雅史、今季まで湘南ベルマーレでプレーした坂本紘司などサックスブルーになじみのある面々が相次いで現役生活にピリオドを打った。

7月25日。 クラブハウスのインタビュールームにて。 この月は2人のレフティーが新たに加入。 韓国Kリーグよりハン サンウン、東京ヴェルディより小林祐希を補強し、それぞれクラブハウスで加入記者会見を行った。 新天地で先に公式戦デビューを果たしたのは背番号50。 会見で「練習でチームのレベルの高さを感じているが、(定位置争いに)がんがん食い込んでいけるように努力したい」と話していた通り、デビュー戦となった第19節・浦和レッズ戦(アウェイ)からアグレッシブなプレーを見せてくれた。 ハン サンウンもFWとしてスタメン争いに名乗りを上げ、チーム内の競争はさらに激しくなった。

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